トップ花のギフト、贈り物の埼玉県蕨市【seedseed】花日記>”私のパンジー祭り”種まき体験教室

花のギフト、贈り物の埼玉県蕨市【seedseed】花日記

2010.08.21  ”私のパンジー祭り”種まき体験教室

いっけない・・・
夏休みの告知でブログが止まってましたね。(笑)

昨日からバリバリ営業再開いたしました!
たった4日の夏休みでしたが、前半、プライベート的には悲喜こもごも(笑)でかける予定を直前でキャンセルされてもう悲しいやら頭くるやら・・。でもストレスを大掃除で発散し、洗えるものは全て洗い、家じゅうピカピカになりました!折しも月・火は猛暑でじっとしてても汗だくでしたから、こういう日は思い切って大掃除するのが一番なんです。そして夕方お風呂に入って晩御飯作って食べてあとは涼しく過ごすという至福のときを過ごしました。
普段帰りが遅いんで、7時に夕飯とかほんっとに贅沢だなって思えちゃうんです(笑)ちっさなことで幸せ感じられます、私かなりお得です。。

水曜日は店に来て植物の手入れと水やり、そして夏の恒例行事のテント&シャッター洗いの大仕事。
これも梯子かけてびしょぬれになりながらの作業なんで夏しかできない仕事です。楽しかった~♪
そして最終日の木曜日に、行ってきました。高橋植物園さんへ。

 

+++++++++++++++++++++++++++++++++

今回の企画はまいどおなじみのFFCN(エフエフシーネットワーク)の企画です。
高橋植物園さんはFFCNのメンバーで、花屋さんでありながら、苗の生産者さんでもあるという、両方の側面を持つ貴重なメンバーです。
千葉県白井市まで、蕨からジャスト1時間でした。近っ。。(これなら某市場よりずっと近い・・)
同じくメンバーのRIBBONちゃんこと、たまちゃんと一緒に行ってきました。
(今回の体験教室は諸事情により数回に分けて開催されます。今回は受講生2名)

FFCNでは毎月のフェアでこれはと思う生産者さんを 紹介したり、イベントを企画して店の外で活動したりということをしてきましたが、今回の企画は私たち花屋自身が力をつけるための企画です。

花屋として商品を売る際、お客様に語りたい事がいっぱいあったら嬉しいでしょう?
でもパンジーについて今までの私に何が語れたでしょうか。
今回の勉強会に参加させていただいて、私はパンジーを売ることが100倍楽しくなりました。(そして100倍売れたら最高ですね・・・笑)

 

bl-1008213.jpg 大きな黒板がありました。

作業部屋の室温は20℃位に冷やされてました。
パンジーの発芽温度が20℃以下であるためです。

  bl-1008215.jpg 講師の高橋先生(こうちゃん)

    bl-1008214.jpg パンジーの種が入った袋(一袋に1000粒!)

この日の講習内容としては、
まず講義を聞いて、それからパンジーの種まき作業、プラグ苗をポットに植え替える作業を体験しました。
講義の内容はパンジー・ビオラの歴史、プラグ苗、栽培方法、培養土、生産原価についてです。

特に面白かったのが、今回初めて知ったプラグ苗。

bl-1008216.jpg

電気のプラグみたいに差し込む穴がたくさんあるからってことで付いた名前だそうです。
これは土が入った状態の画像ですが、土が入ってないとほんとプラグの大集合みたい・・。
穴の数や大きさは様々な種類があって、288、406、512、600・・・
数が半端なとこも面白いし、割り切れる数も違います。
全体の大きさがかっちり決まっているわけでもなく微妙に大きかったり小さかったり。

なんか・・・資料見ながら書いてると、全部書きたくなっちゃうけどそれはえ~らい長文になっちゃうので、ところどころチョイスして掲載していきますネ。

このプラグ苗が日本に入ってきたのは20年ほど前のこと。広く普及したのは10年前位。それ以前は浅い箱にバラマキだったので大層効率が悪かったそうですよ~。
このプラグ苗にパンジーの小さな小さな種を、一粒ずつ植えていきます。


bl-1008217.jpg これで400~500粒あったかなぁ

一粒はゴマの4分の一ぐらいのほんとに小さな種です。
たまちゃんと向き合って作業してたんですが、ぷっと吹き出したら全部飛んじゃいそうだね~なんて話したら、ほんとにおかしくなっちゃって、吹きださないように口を抑えながら作業してました。

 植えるといっても実際は土の上にちょこん、と載せるだけです。
竹ぐしの先端を水で湿らせて⇒種をくっつけて⇒土の上に載せる
この繰り返しです。

 黙々と・・・・・・楽し~~いっ(笑)
ちなみに同じ部屋の中でスタッフさんも同じ作業をされてました。こちらはもちろん文字通り黙々と作業を続けられてました。

  bl-1008218.jpg
土の上に乗っかった小さな小さなたね。見えますか~?(ちょっと白ゴマみたいに見えます)

 

bl-1008219.jpg
種まきを終えたら霧吹きで土を湿らせて、乾かないよう新聞紙をかけてこのように並べます。
ここで4~7日じっと発芽を待つわけね。

 

+++++++++++++++++

次は外に移動して、ポットに土を入れるところ。
こんなマシーンでどっどっどっと土を空のポットに入れていきます。
土埃がすごかった~

bl-10082110.jpg

 

お次はいよいよプラグ苗からポットへの移植作業。
(ほんとはパンジーの苗の予定だったんですが都合によりカリフラワーの苗に変更)

  bl-10082111.jpg

bl-10082112.jpg
プラグ苗を引っこ抜くと、そこには薄い根を張った苗の赤ちゃんがちゃんと育っています。
最初はうまく抜けるか、根っこが切れたりしないかドキドキ・・・
慎重に慎重に抜いていきました。
そしてポットの土に指で穴をあけてプラグ苗を植えていきます。

ひゃ~土がうまく掘れない!!(笑)
作業を始めていくらもたたないのに一気に蚊の餌食と化す・・(笑)
でも手を使っているから追い払うこともできずに蚊にさされながら作業続行。

慣れたころには終了~。
(正直もっともっと何時間もやりたかったです、ハイ。)

ハウスに移動して水をやり、これで一応作業は終了です。

bl-10082113.jpg

パンジー・ビオラの他にもストックや、野菜の赤ちゃん苗がたっくさん並んでました!

++++++++++++++++++++

講義の中では、土の話がとても興味深かったです。
土が原因で病気になることがとても多いということや、きちんとした成分の土を使わないとプランターで花を綺麗に咲かせることができないということ、過剰な安売りの土は危険でさえあることなど、改めてお客様に知っていただかなくてはいけないことをたくさん教わりました。
植物を売ると同時に、良い土を販売することもすご~く重要だなと思わされました。
(だって、買った苗がちゃんと育たなかったらみんな凹むでしょう?次、躊躇しますよね??そうしてどんどん園芸離れが進んでしまうのです。)

それからね、「植物は土の粗さがわかる」んですって。
これずっごく大事なことなんで花屋の皆さんもよく覚えてくださいね~

土の目が粗いほど葉の大きさが大きく、植物自体も大きくなります。目が細かいと逆に小さくなるそうです。
そして重要なのが植え替えのとき。
植え替え前と植え替え後の土の粗さが極端に違うと、根がスムーズに伸びていけないそうです。
なので高橋さんでは・・たとえば同じベゴニアを仕入れるにしても、
ポットから抜いて地面に植えるときは赤玉土の多い土を使っている苗を選ぶとか、
プランターに植えるときはピートモスの多い土を使っている苗を選ぶとか、そこまで気を使ってらっしゃるそうです。

また、ちょうどよいものがなければ、足りない成分をたしてやればいいわけですよね。
ほんとにほんとに、勉強になりました。

講義内容をここに全部書くわけにはいきませんが、わい化剤のことや、生産原価のこと、表も裏もすべて教えていただいたような・・・実に濃い内容の講義でした。


+++++++++++++++++++++++++

花屋って、誰でもなれるじゃないですか。
もちろん園芸専門学校を卒業してから花屋になる人もいます。
でもそうじゃなく、事務上がりでもアパレル上がりでも、デザイン上がりでも、どこからでも花屋は始められます。
切り花だけの店もあるし、園芸だけの店もある。両方の店も・・。
今、花屋も資格制にしたらどうかという話があるそうですが、「最低でもこのレベルは知ってからじゃないと花屋になれない」という基準が必要なんじゃないかな~と、今回つくづく思いました。
私はほんとに知識無さ過ぎでした。

本やネットでも勉強はできるけど・・・今回のように体験的に勉強させていただけたのはものすごく良かったと思っています。
自分で土に触ってみないと感じられないコト、多くあります。

植物の生産現場。
人間第一の環境じゃなく、もちろん植物の都合が第一です。
エアコンの効いた店でぬくぬく花を売ってるのとは雲泥の差です。
生産と販売と両方を商いとしている高橋さん。
それでも、高橋さんは最後に「生産の仕事のほうが断然楽しいよ!!」と言い切りました。
「だって自分の植えたものが育っていく様子が見れるんだよ~」って。
見るといっても一週間やそこらじゃないです(笑)

根気のいる仕事だし、天候に左右されちゃうし、害虫が来る、薬は撒かなきゃいけない。
植物は生きてるから思うように自分の休みも取れない。

それでも生産の仕事が楽しいって・・・。

そんなこと言ってくれる生産者さん。
きっと全国にたくさん、いらっしゃるんでしょうね。
そういう方達の存在に支えられて花屋が生きていけるんです。
ほんとに感謝だな、と改めて思いました。

生産原価を知れば、それ以上の利益を出させてあげたいと思います。
競りで不当な安値がつくことには以前からずっと抵抗を感じています。
異常に高くても花屋が苦しみますが、お互いがやっていけるような価格設定を・・・思いやり価格というものを一日も早く確立していただきたいなと思いました。
(これは、FFCNの活動の根底に流れている考えでもあります。)

 

今回私たちが植え付けたパンジー・ビオラは高橋植物園さんで育てて頂いて、11月頃には花が咲いて出荷できる状態になります(予定ですが)。そしたらそれを仕入れさせていただいて、自分の店で売ることになっています。 もう語ることいっぱいですよ~!!!
今までの100倍楽しいです。
(ほんとは可愛くて手放すのが嫌になっちゃうかもだけど・・)

  私たち花屋が扱う花の数って、いったい何種類あるでしょう?
切り花に園芸も足したら・・
数百?数千?
それらのすべてについて知り尽くすことはちょっと不可能です。
でも、機会さえあるなら学ぶべきです。
お客様に適切なアドバイスができ、お客様の益になるのですから~。

FFCNでは、今後もこうした種類の企画が今後も次々出てくると思います。
これから先の展開も非常に楽しみですよ♪


高橋さん、さやまるさん、今回は本当にお世話になりました。
楽しかったし非常に勉強になったし、ぜひまた伺いたいです。
ありがとうございました!!

 

 

★最後にサービスショット

bl-10082116.jpg
大きい方はたまちゃん。小さい方は高橋さんちの看板娘Kちゃん。
楽しかったね~♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿者 SeedSeed (11:04) | PermaLink

コメントを投稿する

いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。